2019年3月21日木曜日

【2019年3月雪山】樹氷のパノラマルート「南沢山~富士見台」ピストン縦走【後半】

            

笹の稜線を超えて雪原へと!冬と春の境界線を往来する富士見台パノラマコース


標高1600mを超える横川山のピークから、さらに南下してもう一つの阿智セブンサミット「富士見台高原」を目指すことにした私たち。

樹氷の花を横目に稜線を降りていくと


そこに広がるのは一面の笹原、そして縦走路にだけ雪で白く導線が引かれて、このパノラマルートの奥行きが伝わってくる!

いやぁ、これはすごい!!今まで行ったなかであれば、関東の大菩薩嶺が近いけれど、スケールだけで言えばこちらが圧倒している。

この縦走路が百名山に認定されていないあたり、日本の山は決して著名な山だけが山の世界ではないという思いがふつふつ湧いてくる。

山を知れば知るほど、よりマイナーな登ってみたい山が出てくるところが登山の素晴らしいところ。



さぁ、不思議なことに標高が少し落ちてくると雪がなくなってくるのが面白い!そして稜線の右と左で様相が違う点も気づくことができる。

明らかに岐阜側の木々には雪が吹き付けられて樹氷ができているけれど、その反対の長野側には皆無!この山の気候のあり方を物語っている風景だ。

UFO樹氷が面白い!

そしてぐんぐん進んでいくと、次第に迫ってくるのは富士見台高原への雪稜。今いる場所とは対照的に、一面を雪が覆い、樹氷が広がっている。

上半分と下半分にグラデーションが施されている樹氷が春と冬の境界になっていて面白い!

さぁ、それでは再び雪山の世界へ足を踏み入れる。

しかし、まず稜線に出るまでにトラバース区間が現れる!

先日登った稲村ヶ岳(大峰)ではガチガチで死にそうな思いをしたけれど、こちらはふかふかで極上!

そしてトラバースを経て標高をあげると


再び雪稜へ!

しかし、ここが大変だった💦
雪が深すぎてラッセルだと全然進まない、、、

ということで、敢えて笹の上を歩くと、笹がクッション代わりになってくれて沈むのを少し緩和してくれた!
また一つの経験値(笑)

振り返れば明確な冬と春の境界線!

さながら季節外れに咲く桜のよう・・・。

そして、この辺りの樹氷が立派だった!

冬ならではの芸術品を前に立ち尽くす。

そしてここで青空も!
やはり、樹氷と青空は物凄く映えるね!!

今シーズンは随分そうした状況に恵まれた。
しかし、実は平成が終わるまであと4座は登りたいところ(笑)

富士見台高原までのクライマックス区間へと入ります!


前半は樹氷の中、突き進んでいくコース!
前にトレースがないからこそ、自分達で導線を決められるのが楽しい!!


雪山ならではの、美しくも厳しく、そしてどこか儚い世界観を思いっきり味わえる!
最高の区間でした。

そして、ようやく見えてきたぞ!富士見台高原!!

距離に加えて、次第にラッセルが過酷になってきたため、中々進まないのが辛いところだけど「ようやく来たか~!」というところ。

しかし、ここで立ちはだかるのは

凄まじい雪原地帯!富士見台北西尾根の窪地に、風雪が堆積して、かなり沈む・・・!

くぅ~、苦しいぜぇ~~!!(でも楽しい)

何とか踏ん張って、雪を開拓しながら最後の稜線へと!これを登りきればゴール!

恵那山と樹氷がかっこいい!

そして見覚えのある景色へ!
恵那山へと続くこの縦走路。
この景色は前回の1月も見た景色だ!!

うおおおおおおおお~~~~~~~!!!!
富士見台高原へと着いたぞ~~~!!!

これで阿智セブンサミットを2座雪山縦走!
10km弱の山行となり、達成感もすごい!

まさか、ここまで来れるとは思わなかった。

そして富士見台高原の山頂から少し行ったところにある神坂小屋にて休憩!
さぁ、カップ麺食べて温まったら、今来た道をピストン縦走だ!

最後まで雪山の情緒を味わい尽くす縦走!

前回、この小屋に来た1月も思ったけれど、この小屋はとても暖かい!木の温もりと言えば良いだろうか?

凍てつく雪山の世界から逃れれば天国みたいな場所!

そんな小屋で頂くラザニアヌードルが至福過ぎる!

チリトマト味が好きな方は、山ご飯にぜひ!!
きっとハマるはず♪♪

ということで、30分ほどお昼休憩をとったら、復路開始だ!


まずは富士見台の稜線!相変わらずラッセルだと、踏み抜きが辛いところ。

そして少し風が強くなってきた!午後から冬型の気圧配置と聞いていたので、まさに予報通り!



雪煙が舞う情景も、雪山の情緒を高めてくれる!
今日一日で、厳冬期~残雪期までの様々な雪山の姿を見ることができた。


このまま樹氷の間を抜けて笹原の稜線を目指そう!
行きに手間取ったラッセルも、一度通ったとなれば、格段に楽になる。

プロトレックスマートのGPSを参考にショートカットし、谷のトラバースを超えて稜線。
やはり、改めてこの縦走路の醍醐味という景色が広がります!!

そして振り返れば、富士見台高原(左)と恵那山(右)に抱かれた道の導線!
う~ん、あれを歩いてきたと思うと堪らない!!

そして難なく横川山まで!
ここまで来るとさすがに戻ってきたのを実感します。
広がるのは前半で遭遇したミニモンたち。
さながら樹氷の隊列だ!

そして南沢山までラスト稜線!
樹氷は減ってくるものの、やはりこの山域ならではこのパノラマビュー!

最後まで楽しみ尽くして


南沢山まで!この時点で13km近い歩行距離で、中々の達成感!!

そして、あとは樹林帯を下るだけなので、安心できる。

しかし、YAMAPにあった別ルートを選定したら・・・

笹藪や沢渡りや、壊れた橋など


事実上、廃道でした、、、!
こちらは選ばない方が良いです!(アドベンチャーで楽しかったけれどw)

少し手こずったけれど、スタートから8時間ほどで無事ゴール!


この達成感がロングトレイルの醍醐味だし、特に今回は雪山だから尚更!!
景色だけ見ても今までの中でも有数の雪山登山になりました。


出来ることならこういうロングコースをどんどん攻めていきたい!と雪山熱が一段と高まる今シーズン。

最高の山行を経ても、その上を見たい!まだまだ2019年の雪山登山は終わりません。
今週末は福井遠征だ!!

(下山後の昼神温泉が最高でした・・・。)

~完~



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