強行で神津島最高峰の天上山へ(黒島コース)
ここまで神津島の裏側まで足を伸ばし、迫力ある地形美と圧倒的に青い海、こぢんまりとした早咲き桜、離島に湧く名水など、様々に楽しむことができた!コンパクトな島なので、走り出したのは10時くらいだが、ここまでで3時間弱。
まだまだ時間がある!そして、空を仰ぎ見れば、青空も覗かせている。
この状況、鬼塚くんと顔を見合せた時には、お互いが頷いた!
「神津島の最高峰である天上山へ登りに行こう」
なぜなら明日も天気は曇りであり、登って景色を楽しむことができるか分からない。今日の天気は雨予報だったけど、今は晴れている!
この幸運な状況、行くしかないっしょ!
正直、補給も底をつき、水分も持っていない状態だったが、挑むことにした!
神津島が見せる広大な稜線の世界へ
多幸湾から自転車でだいぶ標高を上げてきたので、登山口までのアプローチはわずか。さぁ、今回の旅で唯一の「登山」
離島×登山がこの頃の私のトレンド!もちろん山と言えば、百名山に代表されるように素晴らしい高峰がたくさんある日本だけれど、実は中々注目の的にならない「低山」にも、それに負けない魅力がある!!
(小豆島の皇踏山)
それも、特に離島に!
この頃、登山ツーリングをする中で気づき始めたことです。
さぁはじめから離島特有の木々が少ない植生からか、展望が開ける!
標高が低いのにこの高度感は離島ならではだろう!季節は冬なのに、ペースをあげたら汗が出る。
いやぁ、冬とはいえ伊豆諸島は気候的には春だ!
そしていきなり木々に包まれる道。
先程までの森林限界っぽさとのギャップ!
この稜線が天上山の世界観を伝えてくれる!
石がごろごろ転がっている様は、まるでカルストのよう。
こうやって一風景を写真で切り取ってみれば、標高2000mの山と言われても遜色ない景観だ(言い過ぎ?w)
途中の不動池の数量が、その年の暑さを表すのだとか・・・!
水が皆無なあたり、昨年の夏の酷暑ぶりがうかがえる。
そして再度奇岩が乱立するエリア!
ダイナミックかつどこか物々しい雰囲気のなか進んでいく感じがたまらない・・・!
そして突如広がる裏砂漠への景色変化!
暖房が効いた部屋はとてもありがたかった!30分前に到着の連絡をしたところ、民宿の主人が、気を利かせてくれて待っていてくれました。
また濡れた衣類を乾かす部屋まで提供してくれて感謝しかない!
部屋について驚いたのは
テレビ画面がライブカメラ仕様になっていること!
どうも船の就航はその日の天気次第で決まるらしい!
つまり明日帰れるかは、明日にならないと分からないということ。
いやぁ、とんでもねぇところへ来てしまっただ(笑)
「島で中華かよ!?」って思われるかもしれないが、総じて離島では、お昼は良いが、夕食は食べる場所が極端に少ないのが実情だったりする。
さぁ、ここで旅も折り返し!明日も神津島の天上山へ。
明日は山頂からの景色が見られるといいな!!
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