標高1700m級の峰4つを縦走する圧倒的パノラマの登山
早朝5時過ぎ、次第に明るくなっていく空と同時に目覚める。
ここは、標高1300mにある法華院温泉山荘。
くじゅう連山の中腹だ!
昨日までの疲れは完全に取れていた。
きっと、この温泉山荘の快適な環境の中で、ゆっくり休めたからだろう・・・。
それでは、くじゅう連山の中核部への登山開始です!
まずは標高1360mの鉾立峠。
その名の通り、木の鉾が立てられていたことから名前が付いたそうな・・・!
標高差はほぼなく、低木帯のなだらから道を進みます。
朝の山の、澄んだ空気と静かな時間が好き。
この時間から、この標高に居れるのは大きなアドバンテージ!山荘の賜物だ。
6月に見頃を迎えるミヤマキリシマが点々と咲いている。
今回、登るのとは反対の大船山の山頂付近に群生するらしく、また機会を改めて見に行きたい!
さぁ見えてきた!まず最初のターゲットの白口岳(標高1720m)
鉾立峠からは標高差360mの急勾配を登っていく。
そして陽光も差してきて、風景に輝きが加えられる!
時間がかかっても構わない!
山ならではの非日常の時間を満喫します。
山に登らなれけば見られない世界がある。
急峻な岩場と斜面、それを越えた先にゴールはある。
その頂が見え始めた瞬間の達成感と喜びはこの上ない!!
さぁ白口岳を制覇だ!!
私の友人sayくんも満面の笑み。
私の特殊なアウトドア癖!?が高じて、いわゆる『とざつー(登山ツーリング』が旅のデフォルトとなった私たち。笑
彼の登った山は
- 長野県・乗鞍岳(3026m)
- 北海道・大雪山旭岳(2291m)
- 愛知県・寧比曽岳(1114m)
- 大分県・くじゅう連山(1791m)
これからも、このスタイルで全国各地の山へ登山ツーリングをしようと思います!
さぁ、本日の朝ごはんを頂きまーっす!
風が強すぎるので、岩場に隠れながらいただく。
山荘のいたせり尽せりのサービスをここでも享受。
登山者にとって補給の確保はすごく大切で、普通の山行では一旦登山道へ足を踏み入れると、もう入手できない。
そう思うととても贅沢だ!
続く二つ目の峰・稲星山が見えてきた。
標高差はさほどないものの、圧巻のスケール!
左側に走る尾根道を進んでいきます!
低木が道を塞ぐほど生い茂り、結構痛いw
こちら側は、くじゅう連山の南側を歩く道となり、尾根の奥には、我々が1日目にいた阿蘇が見渡せる大展望。
結構危ないけれど、こういうところを見たら登りたくなるのも、絵私の性癖と化してきている今日この頃。笑
ひょえ~~~
パノラマ台を過ぎると、もうそこに山頂はある!
もう低木もなく、岩礁のよう
GWだというのに、この辺りはまだ時間が早いからか人が少ない。
九州でメジャーな山でさえも、少しマイナーなルートを選択すれば、山の大自然と静寂な雰囲気を満喫できる!!
一番人気の主峰『久住山』はかなり人が多かったですが。笑
確かに、阿蘇からここまで全て人力で来たと思うと、我ながら”普通は”頭お◯しいと思う。
(・・・が、それが私にとっては普通になってきたw)
いやぁ見渡す限りに絶景続きです・・・。
- 屋久島・宮之浦岳(1936m)@鹿児島県
- くじゅう連山(1791m)@大分県・鹿児島県
- 霧島連山・韓国岳(1700m)@宮崎県
さぁて、続く山もここから見えてますよ!左奥にある『久住山』
主峰を残すところとなりました。
まずは宝石みたいに青く輝く池が気になったので行ってみた。
山頂付近にこうやって池が形成されることは珍しくないが、そのどれもが言えることは、青さが段違いということ。
さぁラストスパートを迎えます!
近く見えるのだけれど、以外と距離があった・・・笑
よっしゃぁぁあ!!久住山を制覇だぁ〜〜〜!!!
こちらの山も稲星山と同じく南側に面しているから、阿蘇方面の景色が素晴らしいが、その展望の開け方がハンパない!!
見渡す限りの絶景をおかずに、皆お昼ご飯を楽しんでいた。
・・・ということで、私たちも!!
にしても、南側の阿蘇の絶景と対になる北側の景色も素晴らしい・・・。
あとは行きに来た道をほぼ戻るだけ。
目標を終え、高揚感に浸った私たちは、その余韻を楽しみ、最後の緑の縦走路を進む。
その先に見える長者原へ向けて、その草原の向こうの日田市へ向けて
今日の旅はまだまだ終わらない!
続く後半は自転車編だ!!
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