長崎県随一の雲仙普賢岳を自転車と登山で制覇!
昨日は、時間の制約もあってあまり自転車には乗れなかったけれど、今日は一日フリーだ!
2日目の目的地は百名山のひとつ「雲仙普賢岳」と、その登山口がある「仁田峠」。
この峠までは自転車でヒルクライムが可能!
(これはつい最近知りました)
前々からよく名前は聞いていて、いつかは行きたいと思っていた山だ。
今シーズン初の冬景色は、まさかの長崎で見ることになりました(笑)
こういう一期一会の景色との出会いがあるから、とざつー(登山ツーリング)は止められない!!
諫早スタート
まずは雲仙へアクセスしやすい諫早まで移動。早朝だったし、私の滞在している外海には電車の駅がないので、車で最寄りの駅(外海から20km弱)へ送迎してもらいました。
そして電車に乗って、8時過ぎに諫早に到着。
仕事でよく来る場所に自転車片手に突っ立っているのは不思議な気分だw
さぁ出発!
まず雲仙へとつながる島原街道は、ずーっと平坦が続く快走路で、とても走りやすかった!!
クロモリの段階的な加速が心地よく、自転車に乗っているのが楽しい♪♪
旅のスタート時の高揚感はやはり堪らない!!
遠くには今から向かう雲仙の山々が見える。
普段走ることがない地を今、一歩一歩ペダルを踏みしめて走っている自分。
テンションが上がらないわけがない!
これからどんな景色が待っているのだろう。
なにしろ、これから控えるのは標高差1350mだ!
数時間後は、あの頂上にいるのかと思うとワクワクするね!笑
しばらく走ると、島原街道に唯一現れるアップダウンが愛野展望台。
ウォーミングアップには丁度いい。
どうやら昭和天皇が好んだ場所なんだとか。
確かに橘湾が見渡せて、風光明媚な場所だった。
そして、千々石へと入る!
千々石=ちぢわ
読めないよね?w
ずっしりと遠くに見えていた雲仙が近づいてきた!
島原半島の独立峰の雲仙。
この付近で圧倒的に高い標高1400mの存在感はものすごい!
これは後々の登山でも身をもって感じることになる。
さて、ようやく島原街道を外れて本格的な登りに差し掛かってきた。
雲仙ヒルクライム開始
目指すはあの山の頂上!何かうっすらと白くなっているような・・・笑。
私の旅には山が付き物だ!
序盤はずっと林道を登る区間。
斜度はキツくはなく路面も良いが、ゆるゆるとした登りがひたすらに続いていく。
5度〜7度くらいだろうか?
ただひたすら我慢して脚を使いすぎないように、呼吸を整えながらリズムよく進む。
隣をたくさんの車が抜いていくのが少しもどかしい。
ようやく少しずつ開けた場所へ出てきました。
ここからは、グランツールを彷彿とさせるようなワインディングの連続!
登りとはいえ、本当に走るのが楽しい道だ。
それにしても絶妙なワインディング具合と路面・ラインの綺麗さw
自分が登ってきた道も見えるぞ!
このワインディング区間を過ぎると別所ダムへと到着!
ようやく雲仙普賢岳が射程圏内に入ったという感じ!
少し国道を走って仁田峠循環道路の入り口へ。
仁田峠循環道路
この道は、2009年に無料化された元有料道路。無料化した道は大体、自転車が走れるようになるのは暗黙の了解みたいなもの。
しかし、実質100円の料金が必要ですw
(環境保全金らしい)
この道が雲仙普賢岳への登山口までのアップ終盤戦。
残り4kmだ!
ここまで10km以上は登っているので、あと一息というところ。
頂上の仁田峠の標高は1070mになる!
さすがに海抜0m付近からのこの標高差なので予想以上に凄まじいです。
私がよく行く乗鞍は頂上が2700mだが、スタートの平湯峠1650m(岐阜側)、三段滝1800m(長野側)だから、実質、乗鞍の登りと大差ないと言える。
さて、ここまで思っていた以上に時間がかかっていたので淡々と登っていく。
相変わらず林道の様相は変わらず、木々に囲まれた道だ!
しかし、その隙間から見える景色から自分が今いる場所が圧倒的に標高が高いことだけは分かる。
その証拠に自転車を止めて、ふと見てみると・・・
これは全くの偶然なのだけれど、前日の金曜日に雲仙普賢岳の初冠雪のニュースを聞いていた!
うん!楽しみだw
す・る・と
ん?この景色どこかで見たような??
よく見ると乗鞍スカイラインを振り返った景色と似ているw |
よっしゃぁぁぁぁーーーー!!!
きたゼェェーーーい!!!!
思わず雄叫びをあげる自分。
この気持ちが疲れを忘れさせる!
自力で進みここまで来たという達成感と、登ったからこそ見られる絶景が最高の見返りなのだ!!
仁田峠名物の絶景ポイントを経て登山
いきなり現れた平成新山の荒々しい山肌と山塊が新鮮だった。
すごいパノラマだったけれど、どこかのっぺりした景色に主役が加わったという感じ!
平成新山の隣には青い空と海が広がっている。
熊本まで見えるぞ!
雲仙天草国立公園という一つの世界を分かりやすく体感できる場所が仁田峠循環道路。
そう感じた!
ここから仁田峠まではあと2kmほど!
しかし、登りの斜度はさらに緩くなり、テンションが上がっているから全然疲れない。
紅葉のシーズンは過ぎて、木々は物寂しいが、荒涼とした雰囲気が特徴的な雲仙にはこれでマッチする!!
年中無休の仁田峠循環道路に万歳!笑
通行止めが多いから、この時期の山岳道路は貴重だ。
さぁ、ようやく仁田峠(標高1070m)へ到着した!
周囲の赤い植物と青空が良いコントラスト。
自転車もセクシーに映る背景。
まず第一関門の仁田峠を制覇することができた!
さぁ自転車は一旦終わり。
ここから自転車を停めて、登山に移行します。
進んでいくと、次第に雪が現れてきた。
しかし、この程度なので山頂に雪景色があるか不安だ!
ということで登山者は降りてくるたびに山頂はどうか尋ねてみると、どうも今日の山頂は特別素晴らしいと言う。
そして彼らはアイゼンを履いている。
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