2017年8月7日月曜日

四国旅1日目  UFOラインで霧中模索

            

超級の険しさにこそ絶景がある山の国・四国

ついに始まったGW四国旅。
今回の目的地は西日本最高峰の石鎚山

と四国が誇る絶景道・UFOライン(町道瓶ヶ森線)
伊予富士からみたUFOライン

四国においてはツーリングスポットとして「四国カルスト」に焦点が当たりすぎている感があるが、それと肩を並べる超級山岳道路が存在する。
それも西日本最高峰の尾根伝いに。


この道との最初の出会いはグーグルマップから・・・
日頃から、1泊2日か2泊3日くらいで行って来れるなかで、どこか面白い道や場所はないかな〜と探すのが私の日課だ。

そこで四国カルスト周辺、四国の屋根地帯をスクロールしている時に偶然発見した!
この写真を見て、絶対に行こうと決心する。
(写真は転載)
石鎚山系の尾根に沿って、かなりの標高で走る道である。
森林限界を迎え、展望はかなり開けており、絶景が広がっているに間違いない!!

参照)いの町観光協会のHPによれば・・・
西日本最高峰の石鎚山を背景に伸びる全長27kmの町道。標高1300m~1700mの尾根沿いを縫うように走るルートは、天空へと続く絶景のドライブコースとして人気があります。
UFOライン(雄峰ライン)[正式名称:町道瓶ヶ森線]と呼ばれ、晴れた日には石鎚山系はもとより、太平洋まで見渡すことができるダイナミックな景色が続きます。
しかもこのスカイライン、アクセスがしやすいのも魅力だ。
というのも、四国カルストが主要な町からかなり離れて陸の孤島状態に対して、UFOラインは西条から60kmほどしか離れておらず、その近くの東予港までは大阪からオレンジフェリーで向かうことが可能。

ツーリング計画でも無理のない組みやすい場所にあるのだ。
ということでGWは四国が誇る超級山岳へ挑戦してきた忘備録を纏めてみる。

▼▼▼▼▼▼
早朝だ。旅に来るといつも洋上の朝焼けを見ている気がする。
それぐらいフェリーを利用する頻度が多い。
寝ている間に現地につくことができる移動式ホテルという利点もあり、上手く言えないが、こう旅に来ているという感覚を一番味わえる乗り物ではないかと個人的に思っている。

この日はGWということもあり、船内には多くの自転車が輪行してあった。
やはりサイクリング王国・愛媛!チャリダーの聖地として名高い「しまなみ海道」へ多くの人が行くようである。
30台近くはあっただろうか・・・
しかし、これからいくUFOライン、どれほどの人が向かうのか...
もしかしたら自分たちだけかもしれない。笑
というのも、東予に6時ごろ到着して山の方へ向かったのが我らだけだったからだ。

最初の10kmは足慣らし区間。市街地の平坦を無理のないペースで進む。

国道194号へ入ると、市街地とは一転
ガラリと雰囲気が変わった。

四国の懐へ潜り込んでいく感じ。
町からさほど離れていないのに、美しい自然が広がっていた。
仁淀川、四万十川など四国には日本屈指の透明度を誇る河川が多いけれど
その片鱗が随所に見える。素晴らしいぞ四国!

すると見えてきた。この山々の奥の、あの雲の上が今日のゴールの標高になる。
テンションが上がらないわけにはいかない!
ここにも「しまなみ海道」と同じ青白のラインが!
サイクリングコースとして認定されているようである。愛媛県の試みには感心する。
というか、愛媛県には魅力的なスポットが多くて羨ましい!

そして上りが始まったくらいの地点で素晴らしい絶景を目の当たりにする。
太陽光が差し、その奥には雲と山がコントラストを放つ神々しい光景が・・・
思わず見とれてしまった。

こういう風景との出会いが自転車ならではであり、すぐ撮影できるのも良い点だ。
刹那的な景色も瞬時に写真に収めることが可能である。

とはいえ、気になるのは天気。
晴れの予報ということにはなっていたが、なんだか雲行きがあやしい。
少なくともガスが出ている可能性はある。
とにかく雨の予報はないということだし進んで見るほかない。(実は見事に裏切られたのだが...)
高知県が射程圏内とは!この左手の道を行く。

しかし、こんな細い道を行くのか〜といった感じ...。
道も荒れているし、スカイラインへと続く道だとは到底思えない。

何度も九十九折を繰り返して地味に上っていく。斜度は大したことないので、疲れることもなく程よい負荷で進むことができた。
周りには大自然だけが広がっている。
自転車を始めるまでは、四国がこんなに山がちな場所だとは知らなかった。

自転車というツールを得て、未だかつて来たことのない場所へ行き、見たことのない景色を見る。これこそが自転車旅の一番の醍醐味ではないだろうか?

枯れ木の間に顔を見せる遅咲きの桜
もう5月だというのに・・・一本だけ咲いているのが可憐だった。

標高が高く気温が低いので、その分開花が遅くなるのかもしれない。
そういえば、もう既に標高900mくらいは来ているのか・・・

もうすぐでUFOラインの正式な入口だ。
この旧寒風山トンネルが最後の関門である。
高知市まで77kmなら案外行けない距離ではないと考えてしまう(笑)

にしてもこのトンネル ...めちゃくちゃ暗い。灯りひとつなく、真っ暗闇を走っている感じだ。
路面も見えないし、怖すぎる・・・

ようやくトンネルを越えたと思ったら、ここで悪い予感的中した。
雨が降って、ガスが充満している。

すると、立ち止まっていると一人のチャリダーさんに声を掛けられた!
どうもUFOラインへ行くつもりだったが、雨と霧で断念するとのこと。

どのみち、我々もこんな状況じゃ先へ進めないので、ひとまず東屋で雨宿り
せっかくUFOラインの入口に着いたのに立ち往生か〜

雨雲レーダーや天気予報を見ながら対策を考えるが、打開策は見つからない。
ので、自転車談義に花を咲かせる時間に突入した!

まず1台目!
ショップのオーダーフレームにスペシャライズドのシールを貼った特製シクロ(変態か!?w)
 リアステーがとても面白い形をしていたり(サスではないね...)、クロモリなのに太いパイプと捉えどころがない面白い自転車。

実は昨日はこれで荒れたオフロードを登ってきたらしい(笑)
オンロード用のタイヤだし、結構細いのに凄いことをする人だ!!

2台目も同じくスペシャだが、こちらは正規品(笑)
ツーリング向けのモデルらしく、レーシーなイメージが強い同ブランドでは個性的なモデルだ。
しかも、タイヤがデフォルトで40cあるらしく、これならオンロードもオフロードも行くことができる。
少し重そうだが、走破性の高いツーリングバイクだ。

さて、未だ雨は止みそうもない。
どのみち少しは消耗しているし、補給としておでんを頂くことにした。
あったかくてとても美味しいし、リーズナブル!!
5月に入ったとはいえ、やはり標高1000mを超えているし、雨も加わって寒かったのだ。

一つにこのUFOラインの素晴らしいところは、私が今立ち往生している「寒風茶屋」の存在だと思う。
普通標高が高いところだと、山頂以外に補給箇所はないし、だいたい値段も高めの設定である。
とはいえ、ここはゴールの石鎚山登山口までの中間地点にあり、お弁当が350円程度で買うことができる!

まだまだ知名度が低いこのUFOラインだが、将来的にチャリダーの聖地の一つになった時に、この茶屋は拠点となることは間違いない。

東屋に戻ってきたら、先程のチャリダーの二人組とはここでお別れすることになった。
今日は断念して、明日天気が良ければ車で朝に行ってみるそう!
帰り際、もう補給いらないからと羊羹などを頂きました!ありがとうございます!!
これが旅チャリダー同士の絆です。

...しかし、まさかあとで
こんな形で再会することになろうとは...。
詳しくは翌日の記事にて(笑)

さてと、我々もいよいよ選択しなければならなくなってきた。
しかし雨は止まない。ガスも晴れない。
とはいえゴールは定まっているし、さほど遠い距離ではない。
このまま港へ帰っても旅に来た意味がなくなってしまう・・・

ということで強硬策に出た!雨の中出発である。
先程とは雲泥の差の景色だった。ただ何も見えないだけのライド。
まさに濃霧地獄。

濃霧地獄・・・。

 雪( ゚д゚)ハッ!

濃霧地獄・・・。

素晴らしい眺望のところにいるはずなのに、それを何も享受できない空しい感覚。
ただひたすらに、雨に濡れ、寒さに震え、霧の中で道を、何か良いものを探し出そうとする心情!

とはいえ結果的には何も見つからなかった...。
この看板だけが証拠(笑)

 右からずーっと、この赤い地点まで来た!
この標識を見てもらえば、このUFOラインがいかに凄い山岳道路か分かってもらえるだろう。

さあ、よさこい峠を越えたら、石鎚スカイラインへ接続する道へと入る。ラストスパートだ!
 行程も8割を超え山場。ひたすら寒さを耐え、早く暖かい場所へとたどり着きたいという思いだけが心の支えである!
しかし、上りも出現する・・・。この精神状況の時に追い打ちだ(笑)

ようやく到着した時はオアシスかと思った石鎚山登山口のあるロッジの売店。

 やっと雨宿りができるε-(´∀`*)ホッ
しかも温かいお茶とお饅頭

結局、15時という早めの宿入りだが、致し方ない・・・。
外は本降りの雨、行くところもやることもない。
熱々の風呂に入りながら、しばし休憩した。

お風呂では一人のライダーさんに出会ったが
昨日は四万十川で雨の中キャンプ、今日は石鎚山に登れず、、、。
で散々だったという(;´Д`)

誰しも、この天気に振り回されているのは同じ。
とにかく、その状況でここまで来れただけで上出来だと思おう!

あと楽しみなのは夕食だけ笑
何ともご飯のおかわりし放題ってのがチャリダーにはありがたいし
ちなみに、四杯食べました。笑

山菜の天ぷら、こんにゃく、高級食材だというキノコ何もかも現地の食材だし、本当に美味しかった!

自転車を通じて、その地の絶景・食・人を堪能するのが旅の目的を達成する上では、食は大事なコンテンツ。

とはいえ、今日は肝心の自転車で絶景というのが消化不良。
明日の天気はどうなるか分からないが、挽回したいと願うばかりである。

0 件のコメント :

コメントを投稿

2018年豆イチ&無人島BBQ by島空撮

Twitter